こどもの難聴に気づいたら聴力回復のためにできること

豊田市子供の難聴外来

みなさんこんばんは
愛知県豊田市にある
剛鍼灸院 豊田です

お子さんの耳の聞こえにお悩みを抱えていらっしゃる方はいませんか?

音の聞こえが悪かったり、音の区別ができないことを「難聴」と言います。難聴は、大人にだけ起こるもではなく、子どもにも難聴の症状はあらわれ、子どもに起こる難聴を「小児難聴」と呼びます。お子さんが難聴を発症する原因は様々ですが、当院では、

  • 中耳炎による難聴
  • おたふくの後に発症した難聴(ムンプス難聴)
  • 原因不明の難聴(突発性難聴)

などの難聴で治療を行っているお子さんが多いです。

お子さんの難聴は回復が難しいこと言われがちですが、それは早期発見することが難しいためです。小さなお子さんであればあるほど、聞こえないことを自分から訴えることが難しく、スクリーニング検査や入学前の健康診断で発見されることが多くなります。そのため、難聴が判明した時には発症からかなりの時間が経過しているということも少なくありません。

耳という感覚器は、ガラスのように壊れやすい器官なので、時間が経過してしまうと改善しにくくなってしまいます。そのようにならない為にも、話しかけても反応しない・反応が遅い、毎回片側の耳を向けるなど普段からご家族が日常生活の中で自然に観察し、子どもの変化を気にかけ、いつもと違う変化や疑わしい様子があれば早く耳鼻科を受診し、早期発見につなげましょう。そして、お子さんの聴力の低下が分かった時は、一日も早く鍼灸治療を取り入れてください。

子供専用の難聴治療

豊田市ムンプス難聴外来

子供の難聴に対する鍼灸治療では、耳まわりの血流を良くすることで回復力を高め聴力の改善を目指します。また、皮膚にある聴力に関わるツボを刺激することで、回復しやすくなります。

子どもは、精神的にも肉体的にも感受性がとても豊かです。良くも悪くもさまざまな刺激が素直に反応するため、時間の経過してしまった症状に対しても、効果を期待することができます。

子どものはり(小児はり)は、体に直接刺す鍼ではなく、皮膚の上からツボを押したりさすったりする「刺さない鍼」を使用するため、痛さや怖さもなく、心地良く小さな刺激で十分効果が得られます。0歳のお子さんからできる鍼ですのでご安心ください。

鍼灸治療は、病院での治療との併用もできるため、耳の異変がわかったらなるべく早く鍼灸を取り入れてみてください。現在通院中で変化がないという方も治療できますのでお早めにご相談ください。

子供の難聴治療一例

4歳男の子 原因不明と診断された難聴

豊田市ムンプス難聴の治療

発症年月日:2019年2月
初診日:2019年12月
治療前検査日:2019年8月
治療中検査日:2019年12月
治療中検査日:2020年2月
備考:ABR(聴性脳幹反応)スケールアウト

5歳女の子 ムンプス難聴

豊田市ムンプス難聴外来

発症年月日:2009年7月
初診日:2009年9月
治療前検査日:2009年8月
治療中検査日:2009年12月
治療中検査日:2010年4月

専門外来|突発性難聴