みなさんこんにちは
愛知県豊田市にある
剛鍼灸院 豊田です
今まで兵器で30℃を超える猛暑だったのに、今朝は急に10℃を切りました。
台風の時期や、気温が下がり始めると、心配になるのが「喘息」。なかでも、小児喘息はお子さんの健康に大きな影響を与える病気で、2から3歳頃から発症し、気管支が慢性的に炎症を起こすことで「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった喘鳴や呼吸困難を繰り返します。
発症にはアレルギーやウイルス感染が関係し、家庭内のダニやほこり、ペットの毛や花粉などがアレルゲンとして喘息を引き起こすことがあります。
多くの場合は、成長とともに症状は軽減していきますが、成人型喘息に移行してしまうケースもありますので、しっかりと
★治療
★予防
をすることが大切です。
喘息の治療
治療や予防の一環として、水泳などの運動が推奨されることもありますが、運動が喘息を引き起こす「運動誘発性喘息」もあるので注意が必要です。
そこで喘息を予防・緩和する一つの方法として、小児はりがあります。
- 小児はりってどんなことをするの?
- 小さな子どもにはりを刺すの?
と思われるかもしれませんが、小児はりは、皮膚をさすったり、押したりする「はり」なので、痛みなく安心して治療を受けていただけます。

皮膚をさするだけでどうして効くの?
東洋医学では、呼吸に関わる「肺」と「皮膚」は密接に関わっており、「皮膚」を刺激することで「肺」を強化できると考えられています。
これは、西洋医学的にみても、皮膚を刺激することで自律神経が整い気管支にいい影響を与えるという理論にも通じています。また、アトピー性皮膚炎が喘息の発生率を高めることからも皮膚のケアが重要であることが分かります。
背中の肩甲骨周りや、胸部の肺のエリアを小児はりで優しくなでることで、皮膚を強くし、喘息の症状を緩和する効果が期待できます。
小児はりは小児喘息の症状を緩和し、成長とともに健やかな呼吸をサポートする有効な手段です。自然な形でお子さんの健康を守りたい方はご相談ください。