みなさんこんばんは
愛知県豊田市にある
剛鍼灸院 豊田です
予定日なんですが赤ちゃんが全然下がっておらず、でも陣痛促進剤は使いたくない。なんとか自然に出産したいのですが陣痛促進の治療ってありますか?
先週、当院にこんな健康相談がありました。出産予定日を過ぎても陣痛が来ない、最近ではよくあることです。原因の一つは、出産予定日の間違い。これは、エコーで見た胎児の大きさから予定日を計算することで誤差が出てきます。
本来の予定日は、最終月経からの計算で算出されます。
赤ちゃんの成長は人それぞれ、でも妊娠から出産は正確に同じです。ということで、患者さんが来院され、お腹の状態を確認し、本当に予定日が過ぎているのか最終月経から計算し再確認。お腹はかなり大きいですが、赤ちゃんはそれほど大きくない、月経も少し不安定だったので最終月経からの計算でも誤差が出そうです。

それでも、お腹と脈をみると生まれそうな気配はあります。そして、陣痛を自然に促してあげるための治療を開始。すでに6月11日が満月。新月は25日新月なので、それまでにおしるしが無いようならもう一度来院してもらうことに。
週が開け、この患者さんから連絡が入りました。
「今朝午前2時30分に元気な女の子を出産しました!土曜日に陣痛促進の治療をしてもらい、4時間後におしるしがあり、日曜日午前9時頃より前駆陣痛がきて、今朝、日が変わるころに本陣痛に変わり本陣痛から出産まで2時間半というとても早い超スピード出産でした。赤ちゃんも今のところ特に問題なく、母乳も最初からよく飲んでいます。私もお産の時間が短かった分、疲労もあまりなく、出血量も多くなかったので、歩いてトイレに行けるぐらい元気です。鍼のおかげで陣痛が来てくれただけでなく、痛みに耐えるような出産でもなかったので助かりました」
無事出産されて本当に良かったです。
産婦人科専門の鍼灸治療では、不妊治療や逆子だけでなく、つわりや安産、陣痛からくる骨盤の痛みの軽減、陣痛促進や
母乳をしっかり出すための治療、そして、さまざまな悩みに対応できます。
お産や育児のことで心身のお悩みのある方は、お気軽にご相談ください。
みなさんの健康と幸せ、充実した生活を応援しています。