陣痛促進専門外来

陣痛が来ない時の鍼灸治療

「陣痛促進剤を使うと言われてしまった」
「出産予定日なのに陣痛の気配がない」
「妊娠41週目、陣痛が来なくて困っている」
「姉が陣痛促進剤の副作用で苦しんだから使いたくない」

妊娠10ヶ月!
いよいよ出産の準備にとりかかるこの時期、陣痛はまだかまだかと待ち構えていることでしょう。

しかし、中には出産予定日前後になっても一向に陣痛が始まらないこともあります。
このホームページを見ているあなたも、陣痛が来なくて焦っている一人ではないでしょうか?

病院では陣痛促進剤と入院の準備を進めているけれど、私は自然なかたちで陣痛、出産をしたいという方。 そんな妊婦さんにお勧めなのが鍼灸治療です。

陣痛とは

陣痛とは、出産の準備として赤ちゃんを子宮の外に押し出すために子宮が収縮する時の痛みを言います。

最初は不規則な痛みやお腹の張りが、徐々に規則的な痛みに変わっていきます。

陣痛開始の兆候

  1. おしるし
  2. 規則的にお腹が張る、腰に痛みが出る
  3. 破水

おしるし

臨月になり出産が近づいてくると、おしるしと呼ばれる出血が見られることがあります。おしるしには個人差があり、来る人もいれば来ない人もいます。

おしるしは粘稠性(ねんちゅうせい)の少量の出血で、ピンク色だったり、茶色だったりします。

サラサラした鮮血の場合は、異常出血のことがあるので、まずは慌てず出産を予定している病院に相談してください。

破水

破水は、卵膜が破れて羊水が外へ流れ出ることです。一般的には、陣痛のピークから起こります。陣痛のピークとは、子宮口が10cmまで開き、いよいよ「いきむ」時です。

陣痛の種類

  1. 前駆陣痛
  2. 陣痛
  3. 後陣痛

前駆陣痛

分娩発来前に、不規則で強い子宮収縮を認めることがあります。生理痛のようなお腹の痛みを感じます(本陣痛では後ろ側から痛くなり、お腹の前のほうに痛みが移っていきます)。

個人差がありますが、1時間に2~3回起こり、歩いたり、休憩したり、姿勢を変えていくうちに痛みは収まっていきます。

陣痛(本陣痛)

本陣痛とは、分娩開始から胎児が出るまでに起こる陣痛です。

規則的な張りと痛みがあり、分娩が進むにつれて徐々に間隔が短くなって痛みが強くなります。間隔は、30分、20分と短くなっていき、初産婦では10分間隔になると病院へ行き、お産の準備となります。経産婦の場合、15分が目安となります。(痛みの発作は30~90秒くらいです)

後陣痛

分娩が終わった後、子宮が元の大きさに戻る過程で起こる痛みを後陣痛と呼んでいます。この痛みは産後3日ほど続くこともありますが、感じない人も多いです。一般的に、経産婦の方が痛みが強いと言われていますが、個人差があり、2人目を出産した後でも痛みがなかった人も多いです。

分娩 (お産)

分娩の段階

  1. 分娩第一期(開口期)
  2. 分娩第ニ期(娩出期)
  3. 分娩第三期(後産期)

分娩第一期(開口期)

陣痛の開始から子宮口(子宮頸部)が完全に開く(全開大、約10センチメートル)までの期間で、 潜伏期と活動期に分けられます。

陣痛は通常、出産予定日の前後2週間以内に始まります。陣痛が始まるきっかけが何かはまだ分かっていません。妊娠の末期(36週以降)になると、医師はいつ陣痛が始まるかを予測するために子宮口の開き具合を診察します。

潜伏期

初めは不規則な子宮の収縮がだんだん強く規則的になっていきます。
同時に、子宮口が薄くなり約4~6cmに開きます
この段階は、初産婦では平均8時間(最長20時間)、経産婦では5時間(最長12時間)続きます。

活動期

活動期に入ると、子宮口は完全(約10cm)に開き、子宮口は薄く引っ張られ、子宮の残りの部分と一体化します。

胎児の体の先進部(通常は頭部)は妊婦の骨盤を通過し始めます。
胎児が下降するにつれ妊婦にいきみたいという感覚が生じますが、子宮口が完全に開くまでは我慢します。いきむのが早すぎると子宮頸部が裂傷してしまう可能性があるからです。
この段階は、初産婦では平均5~7時間、経産婦では2~4時間続く。

分娩第ニ期(娩出期)

子宮口が完全に開いてから胎児の娩出までの時期です。この段階は、初産婦では通常約1時間、経産婦では約15~30分間続きます。いきむのはこの時期に入ってからです。

分娩第三期(後産期)

胎児の娩出から胎盤の娩出までの時期です。この段階は通常、5~15分かかります。

お産の痛みと無痛分娩

分娩時の痛みの強さと痛む場所は、時期によって異なります。

分娩第一期の痛みはまだ我慢可能な痛みに対し、分娩第二期になると、継続的かつ徐々に痛みの強さが増してきます。個人差はありますが、中には過呼吸になるくらい我慢できない痛みになることも。

痛む場所は、分娩進行とともに下腹痛から腰痛へ、さらに分娩第二期では産道から会陰部(肛門)へと疼痛範囲は広がります。

初めての出産は不安がいっぱいです。初めての経験は、痛みがどこまで強くなるのか、いつまで続くのか不安になる人も少なくありません。そんな不安が強いときは、陣痛前から、過度の痛みを和らげ不安を楽にする和痛分娩の鍼灸治療をおこないましょう。

出産予定日を過ぎた時の母子への影響

出産予定日を2週間を過ぎると、お母さんや赤ちゃんに影響がではじめます。

お母さんの体は急に体調が悪くなることもあるので注意

体がむくみやすくなり、足が冷たくなったり痛く感じることもあります。
そして、胎盤機能の低下によって常位胎盤早期剥離を起こす可能性が高くなっていることなどから、急激に体調が変化することもありえます。
少量の出血でも「おしるし」とは限らないので、受診することが大切になります。

子宮の中は胎盤機能が低下して環境が悪くなります

妊娠42週を過ぎると、お母さんと赤ちゃんをつなぐ胎盤の弾力がなくなってかたくなる石灰化が起こってきます。

そのため、赤ちゃんが苦しくなって胎便をし、羊水が緑色のドロドロ状に汚れたり、胎盤が子宮からはがれやすくなったりします。

また、赤ちゃんのおしっこの量が減ることから羊水の量も減ってきて、陣痛が始まったときにへその緒が圧迫を受ける可能性が高まるなど、子宮内の環境は悪化します。

赤ちゃんは酸素が減り、羊水に胎便をすることも

胎盤は弾力があってやわらかいものですが、妊娠42週以降になるとかたくなって縮み、機能が下がってきます。

そうなると、胎盤からへその緒を通じて運ばれていた酸素が少なくなり、赤ちゃんが苦しくて胎便をしてしまうことも。さらに、胎便で汚れた羊水を赤ちゃんが飲むと肺の機能も低下し、出生後に呼吸困難や肺炎を起こす可能性もあります。

また、胎盤が老化すると、酸素とともに胎盤から送られてきていた栄養も行き届かなくなってきます。そのため、赤ちゃんは栄養を補うために自分の脂肪や体内のエネルギーを使うようになり、体重が減ってしまうこともあります。

陣痛の誘発が必要なケース

陣痛の誘発が必要なケースは以下の理由です。

  • 破水したのに、陣痛が来ない
  • 予定日を2週間過ぎても陣痛が来ない
  • 予定日になっても子宮口が開かない
  • 陣痛が来ていたのにだんだん弱くなっている
  • 妊娠中毒症がひどく陣痛を待てない

などこれらのケースで病院では誘発剤を使わなければ帝王切開しか他に方法がなくなってしまいます。

出産予定日になっても子宮口の開きが悪いときは、病院では、直接指で子宮口を開く処置をおこないます。

このような状況になる前に、予定日前後から自然に陣痛が促せるよう、また、母子ともに安全に、安心して出産できるように陣痛促進の鍼灸治療をしましょう!

陣痛促進剤

予定日を過ぎても陣痛が始まらないときや、破水したのに陣痛が起こらないときなどに、陣痛促進剤を使って分娩を人工的に進めることを「分娩誘発」といいます。

また、分娩日時を計画的に操作するのが「計画分娩」です。いずれも、母子の安全を守るために、選択する大切な処置です。

陣痛促進剤には、主にオキシトシン、プロスタグランジンを使用します。状況によって片方のみ、もしくは両方使用する場合があります。

オキシトシン

オキシトシンは、もともと下垂体後葉から分泌されるホルモンで、子宮を収縮させる作用があります。射乳ホルモンとも呼ばれ、出産後に授乳する際、関係するホルモンです。そのため、陣痛が来ない場合、セルフケアとして乳首を刺激することでオキシトシンを分泌させ、子宮を収縮させるよう促すこともあります。

一般的には、輸液ポンプを用いた精密持続点滴をおこないます。

特徴として、効果の出方は個人差が大きく、まだ子宮頸管が軟化していない場合はなかなか効果が見られないという特徴があります。

使用開始から比較的早めに規則的な陣痛が起こるので、早急に赤ちゃんを娩出しなければならない場合には効果的な陣痛促進剤です。

プロスタグランジン

プロスタグランジンは、筋肉を収縮させる作用があります。また、プロスタグランジンには、様々な種類があり、例えばPGD2には血小板凝集作用と睡眠誘発作用、PGE1には子宮収縮作用、PGE2には平滑筋収縮作用があります。

陣痛誘発の目的として使用する場合は、PGE2の錠剤を経口投与、もしくは点滴として使用します。経口投与では投与量を調整するのが難しくなります。効果としてはオキシトシンに比べて個人差が少ないので、誰に対しても陣痛を引き起こしやすい特徴があります。

陣痛促進の鍼灸治療

陣痛促進の鍼灸治療

鍼灸治療は自然な陣痛を促すことが目的

陣痛促進を目的とした鍼灸治療は、自然な形で陣痛を促すことを目的としています。

出産予定日を過ぎた時のお悩みとしては、

  • 赤ちゃんがおりてこない
  • 子宮口がまだ開かない
  • 陣痛がなかなか来ない

などがあります。

そのため、

  • 赤ちゃんがおりてくるように促す治療
  • 子宮を収縮させ子宮口が開くための治療
  • 仮想陣痛を経験させ陣痛を誘発させる治療

を鍼灸治療でおこないます。

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無痛分娩(和痛分娩)

無痛分娩とは、麻酔を使いお産のときの痛みをやわらげる出産法です。部分的に麻酔がかかる局所麻酔と、全身にかかる全身麻酔とに大きく分けられます。

最もポピュラーな硬膜外麻酔では、陣痛の痛みを和らげ、子宮口が4~5cm開いてから麻酔を注入します。

病院での無痛分娩(和痛分娩)

出産時の痛みは、子宮の収縮そのものと、赤ちゃんが狭い産道を通ることでその周りが引き伸ばされることで発生するものとがあります。

痛みというのは主観的なもので、人によってかなり感じ方が違います。そのため、痛みの度合いを完全に把握することはできませんが、無痛分娩の場合、大体、痛みが半分ぐらいまで抑えられるようにとされています。

無痛分娩の場合、麻酔を使うと陣痛が弱くなり、お産が進まなくなるので、促進剤を使うことになります。吸引や鉗子を使うことも多くなります。

鍼灸院での無痛分娩(和痛分娩)

無痛分娩の鍼灸治療

分娩時の痛みを軽減することは、鍼灸治療でも可能です。

鍼灸治療の場合、痛みの軽減だけでなく、分娩が自然に促せるため、分娩時間が短くなり、妊婦さんの負担も少なくなるようおこないます。

鍼灸治療の基本は自然な出産、母子共に安全に出産を終えるということです。

現在、陣痛が来なくてお困りの妊婦さんは、妊娠後期からの陣痛促進と分娩前の和痛分娩をおこないましょう。同時に、出産は命がけの行動です。出産後は、分娩の疲れと、子供に生命力を半分分け与えたことで、体力や免疫力は2年ほど完全には戻りません。そのため、産後の体調管理に鍼灸治療が必要となります。楽しく幸せな子育てを続けるためにも定期的に鍼灸治療をおこないましょう。

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